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バリ島を彩る花々・・・ヴァージン・トゥリー(1)
ヴァージン・トゥリー(Virgin Tree)はバリ島ではヌサ・インダー(Nusa Indah=美しい島)と呼ばれる。
木の枝にすきまもなく、びっしり付いている花は妖艶で豪華な雰囲気を持つ美しい花である。
ホテルのバージンツリー
庭を飾るヴァージン・トゥリーの花 12月 ウブド郊外

緋色がかったピンクの花と、純白の白い花の2種が中心であるが、
様々な系統がある。
 緋色バージンツリー   
緋色のヴァージン・トゥリーの花 12月 ウブド郊外

純白バージンツリー
 
純白なヴァージン・トゥリーの花 12月 ウブド郊外

ヴァージン・トゥリー(Virgin Tree)はアカネ科の常緑の中低木で、
原産地は熱帯アフリカ(エチオピア)といわれているが、
バリ島でおもに見られるヴァージン・トゥリーはフィリピン原産のものが
多いといわれる。
ヴァージン・トゥリーはバリ島では一年中花を咲かせる。
花に見えるのは、花弁に似せて「ガク片」が大きく発達したものであり、
「ガク苞」という。
実際の花は筒状(漏斗状)で星型をした5ミリ程度の小さな花である。
真のバージンツリーの花
星形をしたヴァージン・トゥリーの花 12月 ウブド郊外

この花も熱帯の多くの花に見られるように、送粉者をひきつけるための
巧みな仕組みを工夫している。
日本ではコンロンカ(崑崙花)といわれるヴァージン・トゥリーの仲間が
九州の種子島以南、沖縄などに自生する。
「ガク苞」は純白で、小さな筒状の黄色い花をつける。
白い崑崙花
日本では崑崙花といわれる花 12月 ウブド郊外

ヴァージン・トゥリーはバリ島では多くの場所で見られるが、ホテル、レストラン、美術館などの中庭や、一般家庭の庭、街路の植え込みなどでよく見られる。

2007年、12月の半ば過ぎ、バリのウブド近郊の渓谷の上に建つビラvilla(ホテル)に宿泊した。
12月は雨期の盛りの時期で、曇っている日が多く、時折スコールに見舞われる。
ビラのベランダから眼下に臨まれる渓谷は雨期で水量も多く、轟々と音を発てて流れている。
渓谷の上層部はココナツヤシの木が林立し、横なぐりのスコールで葉がなびき、大きく揺れている。
熱帯の森ならではの光景である。
ココヤシの森
ビラの部屋からの眺め 12月 ウブド郊外

1〜2時間でスコールが終わると、からっと晴れ間が出ることが多いのだが、
いつもの年に比べ、この年は晴れ間が覗くことが少なかった。
雨が上がったあと広い庭を散策した。
庭のラン
雨上がりに輝くランの花 12月 ウブド郊外

ピンクのハイビスカス
開き始めのハイビスカスのピンクの花 12月 ウブド郊外

南国特有のランの花や、ハイビスカス、フランジパニなどの花が華やかに咲き誇る中に、
緋色に近いピンク色の妖艶な花が目についた。
日本で譬えるなら花魁の風情とでもいおうか。
庭のバージンツリー
妖艶な風情のヴァージン・トゥリーの花 12月 ウブド郊外

白いバージンツリー
白花が美しいヴァージン・トゥリーの花 12月 ウブド郊外

英名でヴァージン・トゥリー、バリではヌサ・インダ(Nusa Indah=美しい島)と呼ばれている花である。
雨上がりの庭を、いっそうの美しさで飾っていた。(続く)
【2008.05.14 Wednesday 21:11】 author : haruo1103
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