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バリ島を彩る花々・・・オーキッドツリー
ウブドの近郊に、白鷺のコロニーで有名な小さな村がある。
村の名前はプトゥル村。
プトゥル村の道路沿いにはジャックフルーツやオーキッドツリーなど数種の街路樹が茂っている。
この村の街路樹を目指して、夕刻になると千羽を超えると思われる白鷺が舞い降りる。
田園からの眺めは、木に白い花が咲いたようである。
アマサギ
樹上のアマサギ 12月 ウブド郊外


白鷺はバリでは幸せを運ぶ神様の使者と信じられ、大切にされている。
バリの田圃ではどこへ行っても白鷺の姿が見られ、田園地帯の風物詩となっている。
かつて日本の田んぼでも多くの白鷺が見られたが、最近では数が減り、
見られるのは限られた場所になっている。
何故このプトゥル村にこれだけの白鷺が集まり繁殖するのかはよく解らないが、
昔からこの村は、近くに田園地帯が広がり、白鷺が営巣しやすい樹木が茂り、
クルマの行き来も少ない静かな村であったからであろうか。
それでも、一時この村では糞や臭気の公害がひどく樹木を伐採し、
白鷺を遠ざけたが、
伐採後の樹木の成長と共に再び舞い戻り、現在の状態になっているという。
アマサギとジャックフルーツ
ジャックフルーツとアマサギ  12月 ウブド郊外


白鷺とは白い色のサギを総称していう言う名称で、実際にはコサギ、チュウサギ、ダイサギ、アマサギを指し、
プトゥル村に集まるサギは頭の部分がやや栗色を帯びるアマサギが一番多く、コサギ、チュウサギなどの3種が主に住みついている。

白鷺が舞い降り、営巣している樹木の中にオーキッドツリーと呼ばれる木の花が目についた。
葉は葉先が二つに切れ込んだ珍しい形をしている。葉の間からは薄いピンクがかった5弁の大きめの花が覗いている。
シラサギのくつろぎ
オーキドツリーとシラサギ 12月 ウブド郊外


オーキッドツリーはバウヒニアと総称され、マメ科の樹木でインドが原産といわれ、インドからアメリカにかけ500もの種類があるという。
オーキドの顔
紅紫の美しいオーキッドツリーの花 12月 ウブド郊外


高木、低木、つる性とさまざまで、白からピンク、紅紫と、花が美しいため熱帯地域から亜熱帯地域で、街路や公園、民家の庭園、寺院の庭などで植栽されている。
バリではホテルの中庭や寺院の庭などでよく見かける。
寺院の庭のオーキッド
寺院の庭に咲くオーキッドツリー 12月 ウブド郊外


バリ名はサビタクプクプ(Sabita KupuKupu)といい、クプクプは蝶を意味する言葉である。
シャンテのオーキド
バリではチョウの呼び名のオーキッドツリー12月 ウブド郊外


数年前にタイのバンコクに行った折にも寺院の庭園でよく見かけ、その美しさに魅入られた花である。
オーキッド タイ寺院
タイの寺院に咲くオーキドツリー 11月 バンコック


日本ではオーキッドツリーは、葉がはかまの形をしていることからハカマカズラと呼ばれるが、日本で自生しているハカマカズラは蔓性の樹木で、淡黄緑色の地味な花を咲かせる。
自生地は紀伊半島、四国、九州、沖縄などである。
もっとも沖縄では園芸種としての紅紫の花の美しいオーキッドツリーが公園、庭園、街路樹に植栽されているという。
【2008.04.07 Monday 10:07】 author : haruo1103
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